健康に関する番組や書籍などでよく耳にする成分「ポリフェノール」。アバイブーベのプレミアムハーブティーの「バタフライピー」や「エンブリカ」にも豊富に含まれている成分です。なんとなく「身体にいいもの」とはわかっているけれど、そもそもどのような成分で、どんな効果があるのでしょうか?今回は、ポリフェノールについて詳しく解説しながら期待できる効果や、手軽に取り入れる方法をご紹介します。
ポリフェノールの恩恵をたっぷりと受け取って、身体の内側から健やか美人を目指しましょう!
-目次-
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・ポリフェノールは栄養素?成分?
美と健康に効果が期待できると人気の「ポリフェノール」。何となく体にいいというイメージがありますが、はたして、栄養素なのか、それとも成分なのかを考えたことがある方は少ないのではないでしょうか?
先ずは栄養素と成分の違いをご紹介しましょう。
栄養素とは、食物の中に含まれているさまざまな物質のうち、生命活動を営むため人間の身体に必要な成分のこと。タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルに分類されています(5大栄養素)。栄養素は、食物から摂取するため、食品に含まれる栄養素ではない成分も摂取することになります。例えば、ブルーベリーは、5大栄養素のうちビタミンC、ビタミンEが豊富ですが、同時にポリフェノールも豊富に含まれていますよね。健康増進法の栄養表示基準の区分では5大栄養素以外の成分を「非栄養成分」と呼びます。
「非栄養成分」といわれてしまうと、効果がないのでは?と思うかもしれません。実は、「非栄養成分」と呼ばれるものの中には、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」「食物繊維」に、フィトケミカルとして注目されている「ベーターカロチン」「スルフォラファン」などが含まれています。いずれの成分も体にいいといわれているものばかりですよね。
さらに、近年「非栄養成分」に関する研究が進み、「機能性成分」「有用成分」などと呼ばれるようになりました。現在では、食物繊維を「第6の栄養素」、ポリフェノールを含むフィトケミカルを「第7の栄養素」として扱うことも増えてきました。現在では、健康維持のために欠かせない成分として注目を集め、様々な研究が進められているのです。
・ポリフェノール誕生秘話
では、ポリフェノールとは一体どのようなものなのでしょう?
ポリフェノールは、光合成をおこなうほとんどの植物に存在する「苦味」や「色素」のことで、自然界には、何千種類ものポリフェノールが存在しています。
ポリフェノールの代表的なものをいくつか挙げてみましょう。
・アントシアニン(赤や青や紫などを呈する水溶性の色素)
・カテキン(お茶の渋味成分)
・タンニン(ワインや果物に含まれる渋味成分)
・イソフラボン(マメ科の植物に含まれている成分)
・ルチン(ソバに含まれている成分)
・クロロゲン酸(コーヒー生豆に多く含まれている成分)
・クルクミン(ウコンなどに含まれる黄色い色素)いずれも一度は効いたことがあるものばかりではないでしょうか?これらは数多くあるポリフェノールのほんの一部。ポリフェノールの種類によって、効果効能は異なってきますが、目的は、ただ一つ。植物に対するストレスに対抗することです。
常に強い日差しにさらされる厳しい環境下で身を守るために最初に生まれたのが、紫外線から身を守るためのポリフェノールだといわれています。紫外線を吸収して防御する力と、紫外線に晒されることにより発生する活性酸素を除去する力をもつ成分を生成することで自然界で生きていく力を得ました。さらに、植物はそれぞれの環境に合わせたポリフェノールを体内で作り始め、様々な種類のポリフェノールが誕生していったと考えられています。
・ポリフェノールに期待できる効果って?
ポリフェノールが、一般に知られるようになったのは、1990年代のアメリカで出版された「フレンチ・パラドックス」という本がきっかけといわれています。アメリカ人や、他の欧米諸国の人々と同様に、チーズや肉などの高脂肪食を好むフランス人だけ心臓病患者が少ないのは、赤ワイン中のポリフェノール(アントシアニンやタンニンなど)による効果であるらしいとの説が拡散され、世界的ブームになりました。
現在でも多くの研究が進んでおり、様々な効果効能があることが分かっています(※1)。植物が置かれた環境や特性に併せて生まれたポリフェノールは、私たち人間にとっても有益であることが日々の研究によって明らかになりつつある今、どのような効果が期待できるのでしょうか?数あるポリフェノールの中から、アントシアニンとタンニンに期待できる効果をご紹介しましょう。
アントシアニンは、そもそも植物が紫外線などから身を守るために蓄えられる、青紫色の天然色素で、強い抗酸化作用を持つことが知られています。また、近年では様々な生活習慣病などの疾患の予防や、肥満や視覚障害などの症状改善等の効果が期待できるとの研究結果が続々と報告されています(※2)。
タンニンの持つ抗菌力やタンパク質を変性させる性質は、病原菌の感染を防いだり、昆虫の攻撃から身を守る役目をしています(※3)。免疫機能の向上が期待されるほか、収れん作用が強く、メラニン色素の生成を抑える効果も期待できるため、化粧品に多く配合されています。
※1 ポリフェノール(特にフラボノイド)について JFRLニュース:参考資料 一般財団法人日本食品分析センター
※2 Khoo, Hock Eng et al. “Anthocyanidins and anthocyanins: colored pigments as food, pharmaceutical ingredients, and the potential health benefits.” Food & nutrition research vol. 61,1 1361779. 13 Aug. 2017, doi:10.1080/16546628.2017.1361779
※3 シリーズ・身近な物質5 タンニン①皮から革へ 東京農業大学短期大学部醸造学科教授 中西 載慶 新・実学ジャーナル 6月号(2009年6月発行) | 学校法人 東京農業大学
・ポリフェノールを効果的にとるには?
このように様々な効果が期待できるポリフェノールですが、水溶性のため比較的短時間で作用するといわれていますが、長時間の効果は難しいとされています。そのため、まとめて摂取するサプリメントより、一日の中でこまめに摂取するのがベスト。食事で摂取するのが理想ですが、毎食ポリフェノールを意識しながら食事をとるのはかなり難しいですよね。
そこでおすすめしたいのが、ハーブティー。水分補給時にハーブティーを飲むだけで、こまめにポリフェノールを摂取することが可能です。
特に、アバイブーベのプレミアムハーブティーにはポリフェノールが豊富に含まれているので、効率的に摂取したい方にはぴったり!
アントシアニンが気になる方は、バタフライピーがおすすめです。バタフライピーには、アントシアニンの中でも特に抗酸化作用が強いといわれているテルアチンが豊富で、ブルーベリーの4倍以上の含有量を誇ります。
タンニンが気になる方は、エンブリカがおすすめです。エンブリカには天然の上質なタンニンが豊富に含まれている上に、加熱しても壊れない天然のビタミンCがレモンの10倍以上も含んでいるんですよ。
実際に継続して飲まれているお客様からは、
「バタフライピーを飲み始めて数か月。今までなかなか下がらなかったHbA1cが、あと少しで正常値というところまで下がり始めて驚きました!」
「エンブリカを飲み始めてから、2年。毎年風邪をひいてしまっていましたが、今は一度も風邪をひかずに過ごせています!」
といった、驚きのお声をいただいています。
どちらのハーブティーも、ホットでもアイスでも美味しくいただけるので、季節に関係なく飲み続けることができるのも嬉しいポイント。いつでも手軽にポリフェノールがたっぷり溶け込んだハーブティーを飲むことができます。
健康やアンチエイジングが気になり始めたら、アバイブーベのハーブティーで効率的にポリフェノールを摂取してみませんか?植物の持つ力をしっかり取り入れて、毎日を健やかに過ごしましょう。