
ハーブティーを試してみたいけれど、どうやって選んだらいい?いつも違う飲み物を探しているけれど、どれを選んだらいいかわからないなど、「これ!」と決めきれない方に。たまには「色」から選んでみませんか?今回から2回に分けて、「色」から選ぶハーブティーについてご紹介します。
今回は、タイの人々が大切にしているシンボルカラーをご紹介しながら、あなたのシンボルカラーに合わせたハーブティーもご提案します。ハーブティーを飲んで、幸せな気持ちになりましょう!
-目次-
・タイの人々が大切にしている色って何色?
新宿マルイ5階にあるアバイブーベ直営店は、全体が鮮やかな黄色を基調としています。ご来店いただくタイ好きのお客様にはよく「タイらしい色ですね」とお声をかけていただきます。黄色がタイらしいってどうして?国旗の色とは違うし、何故?と思われる方もいらっしゃいますよね。
実は、黄色はタイのロイヤルカラーとして多くのタイの人々に愛されている色。というのも、国民から最も愛された国王とも呼ばれる前国王、ラマ9世王のシンボルカラーが「黄色」だから、なんですね。生前、国王の誕生日に行われていた記念式典では、国王への敬意を示して、町中が黄色い服を着た人々であふれかえっていたそうです。今も、前国王の誕生日である12月5日前後は、街中で黄色いシャツを着ている方を多く見かけるほど。
若くして即位し、在位年数70年と長きにわたり国民に崇拝された前国王のシンボルカラーである黄色は、今もなおタイの人々にとって最も敬愛する色であり、ロイヤルカラーとして認識されているんですね。
・「シンボルカラー」ってどうきまるの?
では、シンボルカラーとはどのように決められるものなのでしょう?
シンボルカラーは、国王だけに定められているの?好きな色がシンボルカラーになるの?といった疑問が浮かびますよね。
タイでは、国王だけでなく、すべての人々がシンボルカラーをもっています。このシンボルカラーは好き嫌いで決まるものでもありません。
タイでは生年月日と生まれた曜日をとても大切なものとして扱います。タイ伝統医学では、生年月日から生まれ持った体質を導きだしますし、曜日ごとにシンボルカラーと守護仏が定められているので、自分の生まれた曜日を知らない人はほとんどいません。
その昔は、シンボルカラーを身につけていると幸運に、逆に身につけていないと不吉なことが起きるという考えがあったほど。最近ではそこまで敏感になっている人は減少していますが、今もなお、多くの人々が自分のシンボルカラーと守護仏を大切にしています。
例えば、大切な日にはシンボルカラーを身につけたり、自分のシンボルカラーを使用している銀行に口座を開いたり。そして今も、寺院に参拝する際には、生まれた曜日の守護仏に祈りをささげているのです。また、寺院で発行されている守護仏ごとにつくられたお守り「プラクルアン」を、ペンダント等のアクセサリーにして身につけている人も多いんですよ。
・曜日別シンボルカラーと守護仏をご紹介!
では、簡単に各曜日のシンボルカラーと守護仏をご紹介しましょう。ちなみに、タイの1日は、朝6時から始まるそうなので、6時前に生まれている方は前日の曜日を参考にするとよいそうですよ。
日曜日:
曜日の色は赤です。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンタワーイネートと呼ばれます。その姿は右手を上にして両手をお腹の上で組み、菩提樹を見つめている立像です。
月曜日:
曜日の色は黄色です。仏像の読み方には諸説あるようですが、一般的なのはプラプッタループ・ハーム・サムトーンです。その姿は、左手を垂直に降ろし右の手のひらを胸の高さで外に向けて飢餓と日照りを制止している立像です。
火曜日:
曜日の色は桃色です。仏像はプラプッタループ・パーンサイヤートと呼ばれます。その姿は右手を枕に乗せて腕を耳に当て手のひらを開いて頭を抱え、左手は腰のほうへ伸ばして目を閉じ両足を揃えて横になった寝釈迦像です。
水曜日:
曜日の色は緑色です。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンウムバートと呼ばれます。その姿は(右手を側面に左手を底に添えて)両手でお布施の鉢を前に抱え、足を揃えた立像です。
木曜日:
曜日の色はオレンジ色です。仏像は現地語でプラ・プッタループ・パーンサマーティと呼ばれます。その姿は左手を下にして手のひらを組み、右足を上に胡坐をかいて瞑想している坐像です。
金曜日:
曜日の色は青です。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンラムプンと呼ばれます。その姿は右手を上にして両手を胸の上で交差し、仏法と伝道について瞑想する立像です。
土曜日:
曜日の色は紫色です。仏像は現地語でプラプッタループ・パンナークプロットと呼ばれます。その姿は右手のひらを上に体の前で手を重ね、背後にいる7本頭の蛇・ナーガに保護されて瞑想している坐像です。
※仏教色の強いお寺で並んでいるのは以上の7体ですが、バラモン教色が強いお寺では水曜の夜と毎日を足した9体となっているようです。
<引用:外務省 タイにおける曜日毎の色と仏像>
・あなたのシンボルカラーにぴったりなハーブティーをご紹介!
幸せを運んでくれる「シンボルカラー」を取り入れる方法は身につけるものだけではありません。今回は、アバイブーベのハーブティーを曜日別のシンボルカラーに合わせてご紹介します!シンボルカラーに合わせたハーブティーを飲めば、もしかしたら幸福がおとずれるかも?
日曜日:ローゼル
目の覚めるような美しい赤が特徴のローゼル。肌の疲れが気になるときにおすすめ。
月曜:エンブリカ
淹れるとゴールドに近い金茶色となるエンブリカ。喉の調子が気になる時、風邪をひきそうなときにおすすめ。
火曜日:ローゼル
ローゼルの花はやわらかな桃色をしていることで知られています。心身の疲れを癒したいときにおすすめ。
水曜日:ゴツコラ
緑茶の様な黄緑色をしたゴツコラ。仕事や勉強をはかどらせたいときにおすすめ。
木曜日:ベールフルーツ
鮮やかなゴールドオレンジのベールフルーツ。胃腸の調子を整えたいときにおすすめ。
金曜日:バタフライピー
どこまでも深い青が印象的なバタフライピー。目の疲れが気になるときにおすすめ。
土曜日:バタフライピー+レモン果汁
深い青のバタフライピーにレモン果汁を数滴入れれば、紫色に変化。手先の冷えなどが気になるときにおすすめ。
ローゼル
エンブリカ
ゴツコラ
ベールフルーツ
バタフライピー
・ハーブティーを飲んで幸せな気持ちに
自分の生まれ曜日のハーブティーを楽しんだり、特別な日の曜日に合わせたハーブティーに願いを込めながら飲んだり、色にポイントを置いて選べば、普段とは一味違うティータイムになります。心にも身体にも心地よい癒しとなるハーブティーのある生活を楽しむきっかけになれば幸いです。
次回は、アバイブーベのハーブティーは何故色鮮やかなのか?その秘密をお届けします。合わせてハーブティーの色別心理効果もご紹介しますので、どうぞお楽しみに。
ローゼルをお求めの方はこちらから
https://abhai.jp/products/detail/4
エンブリカをお求めの方はこちらから
https://abhai.jp/products/detail/5
ゴツコラをお求めの方はこちらから
https://abhai.jp/products/detail/7
ベールフルーツをお求めの方はこちらから
https://abhai.jp/products/detail/8
バタフライピーをお求めの方はこちらから
https://abhai.jp/products/detail/6