アンチエイジングや心身疲労におすすめのハーブとは?

世界三大美女の「クレオパトラ」が愛したことで知られる「ローゼル」。古代より「不老長寿の秘薬」と名高く、1964年に開催された東京オリンピックでは出場選手が疲労回復ドリンクとして愛飲した記録があり、現在でもタイでは薬草として扱われています。

そこで今回は、ローゼルについてタイ伝統医療の視点から見た「ローゼル」の歴史や、効果効能について、アバイブーベ財団の最新の研究報告なども交えてご紹介します。ローゼルがなぜ、アンチエイジングにおすすめなのか、さらにオリンピック選手が愛飲した理由とは?など「ローゼル」が持つ様々な魅力もお伝えしていきます。

「不老長寿の秘薬」ローゼルの歴史とは?

ハイビスカスティーの原材料である「ローゼル」は、アオイ科フヨウ属の植物。古代エジプトやインドでは、「不老長寿の秘薬」として重宝 され、クレオパトラに愛されたハーブとしても知られています。タイでも、古来より風邪をひいた際に、全身の倦怠感の解消や咳を止めたり、痰を解消するために煮だしたお茶をよく服用していました。色鮮やかなローゼルのハーブティーは小さな子どもにも人気で、甘い炭酸飲料の代わりとして与えていました。

さらに、ヴィサカブーチャ(仏誕節)と呼ばれる日には、雨季で体調を崩しやすい僧侶への托鉢として「ローゼル」を差し上げる風習があります。これは、「ローゼル」がタイ伝統医療における「火」のエレメンツに属していているため。体を温める効果が期待できるので、気温が下がる時期である雨季の托鉢に適しているからだそう。

また、タイのラートクラバン区の少数民族「モン族」にとっても「ローゼル」は生活の中で欠かせないもののひとつで、寺院の装飾や、民族衣装の刺繍のモチーフとして用いられることでも知られています。

現代でも、「ローゼル」は、タイにおいて薬草として重宝されています。ハーブティーとしてはもちろん、生のままサラダにいれたり、ジャムやゼリー、清涼飲料などにも加工されていて、人々の生活に浸透しているハーブです。

ローゼルに期待できる効能とは?

古来より重宝されてきた「ローゼル」ですが、いったいどのような効能が期待できるのでしょうか?

「ローゼル」を語る上で、外せないのが「クエン酸」の含有量が豊富という点です。「ローゼル」のハーブティーを飲むとスッキリとした酸味を感じますが、これは、クエン酸が豊富に含まれている証。では、クエン酸にはどのような効果が期待できるのでしょうか。主な効果を見ていきましょう。

疲労回復
クエン酸は、疲労物質である乳酸の代謝を促進し、乳酸の生成を抑える効能が期待できます。そのため、スポーツドリンクがない時代は、アスリートの疲労回復ドリンクとしてローゼルティーが愛飲されてきました。肩こりや筋肉痛の緩和効果も期待できます。また、メンタル面でのサポート効果もあるといわれ、疲れたという感覚を和らげる効果が期待できます。日常的に運動をされている方はもちろん、出産後の体力回復を務めたい女性にもお勧めです。

キレート効果
キレートとはギリシャ語でカニのハサミを表す「chele」が語源。クエン酸は、もともと吸収しにくいカルシウムやミネラルを、カニのハサミのように包み込んで吸収されやすい形に変えたり、体内の有害物質を排出しやすい形に変えてくれる働きがあるので、アンチエイジング効果も期待できます。キレート効果により「ローゼル」に含まれる鉄分などの数多くのミネラルも体内に吸収されやすくなるので、貧血にお悩みの方にもおすすめです。

代謝促進
私たちが食べ物から摂った糖質、脂質やタンパク質を生きるために必要なエネルギーを作り出し、脂肪や乳酸を分解し、エネルギーに変換しています。これを「クエン酸回路」と呼びます。一連の流れを担っているクエン酸回路はクエン酸が主幹物質。様々な栄養をエネルギーに変える=代謝を促進するためにクエン酸が欠かせないもの。クエン酸回路によるエネルギーの産生効率が低下させないためにも、クエン酸の補給は重要です。

「ローゼル」にはアントシアニンも豊富に含まれており、クエン酸と共にアンチエイジング効果が期待できます。特に老化が進んでしまったり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が原因といわれているフリーラジカルや活性酸素に対して対抗力を発揮するといわれています。特に血圧については、アメリカ心臓協会において「定期的にローゼルティーを摂取したところ、血圧が正常値に戻った」と報告されるほど、その効能に期待が寄せられています。

さらに、「ローゼル」はビタミンCも豊富に含んでいます。人はストレスを感じるとビタミンCがあっという間に消化されて、不足がちになります。ビタミンCを補うことで、ストレスからくるイライラや疲労感を解消するといわれています。

また、タイでは「ローゼル」は生理痛や、PMSなどの生理前後の諸症状に悩む女性に人気です。これは、女性ホルモンである「エストロゲン」を増やして、ホルモンバランスを整えるといわれています。そのため、子育て中のママにも母乳の出をよくするといった効果も期待できるといわれています。先にご紹介した産後の体力回復と併せて、赤ちゃんのお世話に忙しいママにおすすめしたいハーブです。

実際に、「ローゼル」のハーブティーをご愛飲いただいているお客様からは
「血圧が正常値に戻った」「疲れにくくなった」「綺麗な赤色のハーブティーにテンションが上がる」といったお声を多くいただいております。

今回ご紹介した「ローゼル」に含まれるいずれの成分も、美容にも深くかかわっているものばかり。カリウムも多く含まれているので、むくみやすい方にもおすすめです。日常的に摂取することで、体の内側への様々な効能が期待できるうえ、肌が明るくなどの目に見えやすい美白効果も期待できますよ。

「ローゼル」の最新情報!

「ローゼル」は、熱帯地域を中心に世界中に愛好者がいる人気のハーブです。クエン酸やビタミンCも多い上に、カフェインが含まれていない「ローゼル」は、ヨーロッパにおいても、「ローゼル」にハチミツを加えたものを風邪の引きはじめや、体力回復時のリモナーデ剤として飲まれています。

様々な効能が期待できる「ローゼル」の秘密に迫るために、現在世界中の研究機関で分析や実験が進められ、その結果が報告されています。

その中でも最新の情報としてご紹介したいのが、タイアバイブーベ財団の研究チームによる毎日700mlのローゼルティーを飲むことで「体内の尿酸値を下げる」との臨床結果が得られたという報告です。タイ本国での情報となっておりますが、尿酸値が気になる方は、お試しになってみてはいかがでしょうか。

 


 

今回は、「不老長寿の秘薬」と呼ばれるハーブ「ローゼル」について、歴史や効能などをご紹介してまいりました。「ローゼル」は、女性にとってうれしい効能が期待できる、まさに美容と健康のためのハーブ。「ローゼル」の魅力を余すところなく体感するなら、ハーブティーがおすすめです。一般的に「ハイビスカスティー」として入手できるものは、他のハーブがブレンドされているものが多いのをご存知でしょうか。その点、アバイブーベのハーブティーなら単一ハーブティーなので、「ローゼル」の成分をしっかりと摂取することができます。ティーパック一つで一日の摂取量700mlのハーブティーが簡単に作れますよ。

間もなくやってくるクリスマスシーズン。今年は、コロナ禍でご自宅で過ごされる方も多いと思います。そんな時こそ、見ているだけでも元気になれる華やかなルビーレッドのアバイブーベのローゼルティーを飲んで過ごしてみませんか。

次回は、アバイブーベの「ローゼル」を使ったオリジナルレシピをご紹介します。色鮮やかで美しいゼリーは、これからの季節のデザートにぴったりです!どうぞお楽しみにお待ちください。

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