お休み前に飲むならデカフェ?カフェインレス?ノンカフェイン?

最近、見かけることが多くなった「デカフェ」や「カフェインレス」という言葉。妊婦さんやカフェインに敏感な方にとって「コーヒーや紅茶を飲みたくても飲めない!」というジレンマから解放してくれると人気のドリンクです。

人気のコーヒーチェーンや、おしゃれなカフェではもはや定番となりつつある「デカフェ」や「カフェインレス」「ノンカフェイン」といった表記ですが、それぞれ違いをご存知ですか?

「え?どれもカフェインが入っていないってことでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は違うのです。

そこで今回は、「デカフェ」とはどんなもの?「カフェインレス」や「ノンカフェイン」との違いは?といった、それぞれの特徴や違いをわかりやすく解説します。

最近、デカフェやカフェインレスを飲んでいるのに、眠りにくい、眠りが浅い、途中で目が覚めてしまうという方はもちろん、睡眠の質を上げたい方にも知っていただきたい情報です。心地よい眠りを得るためのヒントとして活用してください。

-目次-

・カフェイン、摂りすぎていませんか?

「日中、コーヒーや紅茶を飲みすぎて目が冴えてしまい、なかなか眠れなかった」という経験をしたことはありませんか?その原因は、カフェインの「覚醒作用」。脳が興奮するため。眠ることができなくなってしまうことはよく知られていますよね。でも、昼間に飲んで夜まで響くなんて・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

カフェインは、摂取後30分程度で脳に到達し、覚醒作用がスタートします。接種から1~2時間後には血中濃度が最大になり、摂取した量の半分が体外に排出されるまでは、5〜6時間、ほぼ全量が排出されるまではなんと16時間〜20時間程かかります。そのため、寝る前はもちろん、日中にカフェインがたっぷり含まれた飲み物を飲みすぎてしまうと「眠れない!」となっていうのも納得できますよね。

とはいっても、カフェインが多い飲み物は、朝食の後やランチの後に一杯といった程度なら、程よい覚醒作用が得られるため、食後の血糖値上昇による眠気を抑える役割をしてくれます。ただし、飲みすぎたり、遅い時間にとると目が冴えてるだけでなく、カフェインの利尿作用で夜中にトイレで目が覚めてしまうこともあるため、どうしても睡眠の質を下げる原因になってしまうのも事実。

また、カフェインの過剰摂取は、めまいや動悸、震え、長期的に摂取することによる高血圧のリスクが指摘されるなど、私たちの健康に深刻な影響を引き起こすことがあります。農林水産省(※1)では、カフェインの過剰摂取に対する注意喚起が出ているほどなので、飲み過ぎには注意が必要です。

※1 農林水産省「カフェインの摂り過ぎに注意!」https://www.maff.go.jp/j/syouan/syoku_anzen/baransu/r0212/caffein.html

・「デカフェ」「カフェインレス」はカフェインゼロじゃない?

コーヒーや紅茶を飲めば、睡眠の質が下がってしまうのはわかるけど、どうしても飲みたくなる夜がある!という方に人気なのが「デカフェ」や、「カフェインレス」の飲み物。カフェなどには当たり前のように「デカフェ」や「カフェインレス」「ノンカフェイン」のドリンクを見つけることができますし、スーパーやコンビニの飲料水コーナーでも、デカフェを売りにしたものが沢山置かれていますよね。

「デカフェ」に「カフェインレス」、そして「ノンカフェイン」という言葉、一見するとどれも「カフェインが入っていない飲み物」と捉えがちですが、実はカフェインの含有量によって使い分けられているのです。

「え?どれもカフェインがはいっていないんじゃないの?」と思われるのも当然です。デカフェやカフェインレスという言葉が認知されたのはここ10年弱のこと。まずは、それぞれの表す意味をご紹介しましょう。

まずは「デカフェ」についてご紹介します。デカフェとは、カフェインを含んでいる物質(原料)からカフェイン成分を取り除いたもののこと。コーヒー豆や茶葉など、元来カフェインを含んでいたものから取り除くので、多少カフェインが残ってしまいます。

カフェインを取り除く方法はいくつかありますが、コーヒーの場合は主に、

・コーヒーの生豆を水に浸して、カフェインを抽出してフィルターで取り除く「水抽出法」
・二酸化炭素を使って、生豆からカフェインを抽出する「二酸化炭素抽出法」

の2種類の方法で原材料に90%以上のカフェインを除去しています。

続いて「カフェインレス」ですが、もともとカフェインの含有量が少ないものを指します。デカフェのように、カフェインを取り除いたものだけでなく、そもそも含有量の少ない番茶なども「カフェインレス」になります。

ただし、カフェインレスには明確な規定はありません。例えば、カフェインレスとうたったA社のほうじ茶と、特に表記のないB社のほうじ茶のカフェイン巌流量を調べてみると、どちらも大差がないということもあります(※2)また、カフェインを含まないとうたったものでも、微量が含まれていることもあるので、気になる方は各メーカーの公式サイトなどで確認するようしてくださいね。

最後に「ノンカフェイン」についてご紹介しましょう。「ノンカフェイン」とは、カフェインを一切含んでいないもののこと。原料の時点でカフェインを含んでいないので、「ノンカフェインコーヒー」「ノンカフェイン紅茶」といったものは存在しません。カフェインに敏感な方や、カフェイン接種に制限のある妊婦さんでも、安心して飲める飲み物です。

※2 独立行政法人国民生活センター 「飲料のカフェイン含有量に関する調査」http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20211104_3.pdf

・お休み前のひと時に飲むなら「ノンカフェイン」で!

「デカフェ」や「カフェインレス」は、あくまでも「カフェインが少ない飲み物」。いくらカフェインが大幅に除去されているとはいえ、飲みすぎてしまうと、残っているカフェインが体内にどんどん蓄積されていきます

先にもご紹介した通り、カフェインが体内から完全に除去されるまでは、相当の時間がかかります。日中にコーヒーや紅茶を多めに飲んだ後や、カフェインに敏感な方は「デカフェを飲んでいるのに眠れない」なんてことも。また、眠りが浅かったり、途中で目が覚めてしまったりなどのデメリットもあります。日中にカフェインを多めにとった場合や、カフェインに敏感な方は、お休み前にはデカフェの飲み物はあまりおすすめできません。

お休み前に美味しいドリンクで、リラックスしたいなら「ノンカフェイン」の飲み物をチョイスしましょう。カフェインを一切含んでいないものなら、時間を気にする必要もありませんし、いつでも飲みたい時に飲むことができます。最近では、お休み前にカモミールやラベンダー、オレンジブロッサムなどの安眠効果が期待できるハーブティーを楽しむ方も増えています。

でも、中にはハーブティーならではの独特の味がちょっと苦手という方もいらっしゃいますよね。

そんな方におすすめしたいのがアバイブーベのプレミアムハーブティ。なかでも、日本人の私たちにとってなじみ深い「緑茶」のような優しい味わいの「ゴツコラ」は、睡眠の質を上げてくれる効果が期待できるので、お休み前の一杯にぴったり。また、「バタフライピー」も豆茶のような優しい味と目に優しい深い青が高ぶった心を落ち着かせてくれると、お休み前の一杯にチョイスされる方が多くいらっしゃいます。

もちろん、アバイブーベのハーブティーは全種類ノンカフェインなので、お休み前に安心してお楽しみいただけます。

脳を鎮静化させる効果が期待できるゴツコラ

心を落ち着かせる効果がある青色のバタフライピー

睡眠の質をワンランクアップさせたい方は、お昼以降の飲み物をハーブティーに置き換えれば、体内にカフェインが蓄積されることを防ぐことができます。朝やお昼はカフェイン入りの飲み物で、ランチタイムを過ぎたらハーブティーに置き換えていけば、睡眠の質の向上にもつながるかもしれません。

「眠りが浅い」「寝つきが悪い」とお悩みの方は、是非ハーブティーへの置き換えをしてみませんか?きっと、深く心地よい眠りを手にすることができますよ。

眠れない夜の強い味方「ゴツコラ」

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