伝統医療

健康はハーブで作る!タイの伝統医学に学ぶ健康の知恵  ー第4回 西洋医療とタイ伝統医療の共存できる理由って?ー

タイの伝統医学についてお伝えする「健康はハーブで作る!タイの伝統医学に学ぶ健康の知恵」の第4回。

タイの日常生活の中で脈々と受け継がれ、密着している伝統医学の知恵。アバイブーベを筆頭にマヒドン、シリラートをはじめとした、一部の病院では西洋医学の治療だけではなく、タイ伝統医学の治療を受けることができます。西洋医学と伝統医学、どちらの治療を受けるのかをどうやって決めているのか、興味がありますよね。そもそも、西洋医学と伝統医学が一つの病院で共存できていることも、不思議ではありませんか?

そこで今回は、タイにおける西洋医学とタイ伝統医学が共存している理由について、そして、どちらの治療を受けるのかを決めるのは誰か?を解説します。

あわせて、番外編として、タイならではの挨拶「合掌(ワイ)」のお話もご紹介しますので、どうぞ、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

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健康はハーブで作る!タイの伝統医学に学ぶ健康の知恵  ー第2回 宮廷系医学と寺院系医学との違いって?上手なマッサージ師の見分け方つきー

タイの伝統医学についてお伝えする「健康はハーブで作る!タイの伝統医学に学ぶ健康の知恵」の第2回。
今回は、宮廷系の伝統医学と寺院系の伝統医学の違いをお伝えします。あわせて、タイを訪れたときに役に立つこと間違いなし!上手なマッサージ師の見分け方もご紹介します。

 

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健康はハーブで作る!タイの伝統医学に学ぶ健康の知恵 ー第1回 タイ伝統医学の歴史ー

 

新型コロナの感染拡大がなかなか収まらない状況が続いている今、何より気になるのはご自身や周りの方の「健康」という方は多いのではないでしょうか?
健康診断の数値が今まで以上に気にしたり、食生活の乱れが気になったり。特に不調を感じていなくても、ご自身の身体が今どんな状態なのか、感染症にかからない強い身体なのか、このままで大丈夫なのか?と不安がつきまといますよね。

病にかからないようにするには、予防が大切なことは周知の事実です。でも、同じ環境にいても病にかかる人とかからない人がいます。この違いはどこから生まれてくるのでしょう?

 

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タイ式医療復興

タイ政府がタイ式医療を復興する6つの理由

1.タイ固有の医療とPHC(Primary Health Care)に関するWHOの政策

2.近代医療にかかる高額費用とヘルスケアにおける自助努力の欠如

3.近代医療の限界性

4.タイ式医療制度の質の向上

5.生薬とタイ式医療の実践が国の経済に与える可能性

6.インドと中国の成功例

 

以上の内容を踏まえ、生薬(ハーブ/動物)原料や土着の医療法を体系化するプロジェクトとして、「生薬発展」による国民の健康に与える重要性を認識し、実施に移しました。

2004年国家政策として位置づけられ、WHOの治験ガイドラインに則した生薬の医学的効用の検査が始まりました。

チャオプラヤアバイブーベ国立病院はその研究機関であり、伝統的な医療法との統合に成功した機関と評されます。また治療に必要なハーブを自前で調達し加工/製品化する能力を持ちます。

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タイ伝統医療とは

タイ伝統医療の起源はインドのアーユルヴェーダに由来すると言われています。

そして、2500年前スコータイ王朝時代に現代に通用する医療として形成されたと伝えられています。

しかしそれは大昔の事で、現代までその医療法が学問として残っていたかと言うと、そうではなく国民の生活の中に生き伝えられてきました。

1979年タイ政府はタイ式医療として、その歴史の編纂・医療的価値の形成・知的財産への定義・現代医療の限界性などを掲げ、復興に動きだしました。

タイマッサージとしてイメージしがちですが、薬草と薬草保護・薬効と処方などを総合的に研究し貴重な国の財産化に努力しています。

ハーブの科学的根拠のある効力に注目です。

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